コラム【沖永良部の墓正月】
うがみやーぶら!奄美引越し便のブログへようこそ!沖永良部島在住、ブログ担当のKです!みなさん新年あけましておめでとうございます。
昨年はご好意いただき誠にありがとうございました!
本年もみなさまに寄り添える会社でありたいと思っております。
お正月はみなさまどう過ごされましたでしょうか?親戚で集まって宴を催したり、家族のみで過ごしておせちを食べたり初詣に出かけたり・・様々なお正月を過ごされたことと思います。
沖永良部の正月!といえば、先祖と共に新年を祝う沖永良部島の伝統行事「墓正月」があります!この記事では、沖永良部の墓正月についてご紹介いたします。
墓正月とは・・・?
沖縄でいう【ジュールクニチー(十六日)】が変化して、沖永良部では墓正月というようになったと言われます。1月16日の墓参りは沖永良部ではどこの集落(沖永良部では集落のことを⦅字:アザ⦆といいます)でも行います。
また、中でも 知名町田皆・瀬利覚・和泊町国頭 の3つの集落では字をあげて行う慣例が残ると言われています。
沖縄の十六日とは
さて、簡単に沖縄の十六日についても説明いたします。ジュウルクニチー(十六日)は、あの世のお正月のことで、旧暦の1月16日に行われます。
旧暦1月14日~15日はソーグヮチグワァー(小正月)といわれ、このタイミングで我々生きている人間の正月の終わりとなります。正月飾りなどもこの日に片付ける家庭が多いです。
そして、その翌日、旧暦1月16日からはあの世の正月、ジュウルクニチー(十六日)がはじまるんです。この日からはご先祖さまへの墓参りに行ってもOKとなります。
親戚一同がお墓に集って宴会をしたり、家庭内では仏壇にお線香やお供え物をして、手を合わせます。ジュウルクニチー(十六日祭)は、シーミー(清明祭)や旧盆と並ぶ、盛大な先祖供養の例祭なのです。
墓正月はどんなことをするの?
1月16日の午後から始まる墓正月、一体何をするのか気になりますよね・・!
この日は親戚一同1重1瓶を持ち寄って、なんとお墓の前で酒宴が始ります!宴会スペースのために、沖縄や沖永良部のお墓は『沖縄墓』と言われるお墓の敷地が広いお墓が多いんです。
先祖の前で近況報告や昔話に花を咲かせ、日が落ちるまで楽しみます。こうして先祖を大切にして、伝統を受け継いでいる姿にジーンと胸が温かくなります!
私の地元の習慣
お墓にちなんだ話で言うと、沖永良部ではないのですが、私の地元はお墓で花火をする習慣があります😆笑
なのでお墓は花火をする場所と思っていた私は、嫁いできた際、お墓で宴会を始める姿にはとってもびっくりしました!
島であっても島でなくても色々な文化があって、土地によって先祖の弔い方はそれぞれ!すごく興味深いし、素敵ですよね〜😊
皆さんの住われてるところの当たり前が、他の場所では当たり前でないこともあるかもですね!!
ぜひ調べてみてください〜
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この記事では、沖永良部の墓正月についてご紹介させていただきました。
沖永良部島に移住をお考えの方のご参考になれば幸いです。
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